【東京校】コスモ生だった僕が 落語家 立川談奈になったわけ

コスモ生だった僕が
落語家 立川談奈になった理由(わけ)
●落語独演会&トークイベント
●2008年10月21日(火) ・コスモ校舎
元コスモ生にして立川流落語家二つ目、立川談奈(だんな)さん。芸人の街・浅草をベースに、本業の落語だけでなく、ショーの司会などもこなし、多くの芸人さんに慕われて幅広く活動展開中!
コスモを卒業後、10代の終わりに芸人道に目覚め、20代の半ばにして浅草に飛び込み、最近やっとこさ風呂のあるアパートに引っ越したという見事な生き方。
「コスモ生であれ、落語家であれ、わが人生!」
そんな立川談奈さんをゲストとしてお招きし、落語の独演会とトークイベントを開催しました。
 

●一本目の演目は「真田小僧」。"ああ言えばこう言う"でいつも親を困らせているこどもが父親にお小遣いをせびるお話です。

●いつもの寄席(よせ)と違って、今回の観客はコスモ生たち。反応は上々のようです。

●まくら(導入のおしゃべり)でコスモ生の心をガッチリキャッチ。そして二本目に演じるのは「目黒のさんま」。庶民の味が忘れられないお殿様のお話です。
●「いやー、緊張したー」
 

●テンポの良い「言葉」と臨場感を高める「仕草」をたくみに使い、一人ですべての役を演じます。父親とこども役の切り替えは一瞬で自然です。

●落語の合間の講演会では、涙と笑いの自分探しの旅噺(ばなし)が語られました。
●お殿様の「...それはいかん。さんまは目黒に限る」と落ちがついたところで、コスモの大先輩に惜しみない拍手が贈られました。


コスモ生の多くが大学進学を目指していますが、立川談奈さんのように「芸を極める」生き方など、自分らしさや自分の可能性を信じて頑張っているコスモ卒業生もたくさんいます。およそ15年ぶりの再会でしたが、コスモ生だった頃の彼とプロの噺家となった彼が重なって見え、胸が熱くなりました。