【東京校】ミネコは三四郎を好きだったのか...?

ミネコは三四郎を好きだったのか...?
~文芸部読書会~
●文芸部読書会「三四郎~夏目漱石作」
●2008年12月19日(金)
読書の方法は十人十色。ただ物語を純粋に楽しむ人、丁寧に読む人、妙なことにこだわりながら読む人もいれば、面倒くさいから読み飛ばしながら読書する人もいます。そんなお互いの「読み方」や、読んできた本について語り合うのが文芸部の読書会。色んな人の感想や批評を聞くことで、ああだと思ってたことがこうだったり、新たな発見があったり。一冊の本を多角的にみつめてみることで、物語に広がる世界観を見出していき、その小説を堪能しきってしまおうという試みです。
今回はフェロー山下推薦、夏目漱石『三四郎』を読みました。
 

●茶とせんべいがふるまわれる読書会。雑談もまじえながらリラックスした雰囲気で進行します。

●夏目漱石大好きのフェローふたり。大好き過ぎて、熱弁に加えて謎の手振りが飛び出します。
●他の人の感想や意見から新たな発見がみつかり、
何度も何度も読み返してしまいます。
 
●熊本から上京した三四郎が東京で成長していく過程を描いた青春小説の名作です。
●「えーと、えーと、漱石は...なんだっけ?」
この"林家三平"ポーズをしているのが元コスモ現代文講師の天野さん。この名物おじいさんに会えるのも読書会の醍醐味のひとつ。
授業モニターのフェローから
読書会はふた月ごとに元コスモ現代文講師をお招きして行っています。教科としての現代文の読解とは違い、読書を楽しむことに良いも悪いもありません。そのために、ふつう読書は本と読者の点と点の親密な関係で成り立っていますが、読書会という場所でその関係性をひろげることで、また新たな読書の楽しみもきっとひろがると思います。読書が好きな方は是非この至福の空間に参加してみてください。