【東京校】戦争と平和、そして文学・映画を肌で実感する旅

戦争と平和、そして文学・映画を肌で実感する旅
●合宿「瀬戸内ジャーニー」
●2009年3月24日(火)~27日(金)
●岩国・広島・尾道・福山
戦中戦後の史跡の要所を訪れる瀬戸内ジャーニーへ、今年も行ってきました。今回は志賀直哉や林芙美子や大林宣彦など、「映画・文学」に関わりの深い街・尾道を初めて訪ね、文学と土地とのつながりを実感しました。そして毎年恒例となった岩国と広島での近現代史探求は、「戦争と平和」をテーマに「第二次世界大戦」と「在日米軍問題」の実際の光景を目の当たりにしながら、それぞれの講師の方に戦争体験と現実にある問題をレクチャーしていただき、未来へとつながる歴史の重要性を肌で体感しました。
瀬戸内を存分に楽しみそして多くを学ぶ、有意義な時間を過ごすことの出来た旅でした。
 

●岩国では在日米軍基地問題の運動に携わる大川さんからお話を伺っている間にも、空を飛び交うジェット機の騒音が耳につんざきます。

●岩国の錦帯橋にて青春の1ページ。美しい風景に主演のコスモ生自身もうっとり !?

●迷路のような坂道を辿りながら、映画・文学の街として全国的に有名な尾道を満喫しました。

●寄席? ではなくて、小屋講師の近現代レクチャーの様子です。サブカルのネタも練りこんだトークは大好評でした。

●岩国、尾道と巡った瀬戸内ジャーニーも最終日をむかえ、広島の平和祈念公園へ。基地問題に、戦争と平和など、さまざまなことを考えさせられる旅となりました。
 
●岩国基地の周囲をバスに乗って見学。基地の街となってしまった光景を目の当たりにします。
●岩国では大川さんの幼稚園に宿泊しました。。夜はハヤシライスとパエリアをフェローと生徒で作りました! みんなで食べるといっそうおいしい!
●ポニョの舞台として注目される鞆の浦、仙酔島へ渡りました。果てしなく広がる空と海の青さに心弾けます。
●広島では爆心地に近い本川小学校の平和資料館にて、被爆二世の方からお話を聞くことができました。人類が忘れてはならない歴史の、悲しみと重みを実感しました。
岩国で目の当たりにした米軍基地。尾道で肌に感じた瀬戸内海の暮らし。広島で耳を傾けた被爆二世の語り。そしてコスモ生と寝食を共にした3泊4日。
そのすべてが強烈で新鮮でした。
いつも講義の中で発している無機質な現代社会用語に、リアルなイメージを感じ取ることができた瀬戸内ジャーニーでした。