【東京校】銀河鉄道の世界を歩いて旅する

銀河鉄道の世界を歩いて旅する

●徒歩の旅「青春銀河路2009」
●2009年8月18日~21日
●岩手県花巻~遠野~平泉
東京コスモ毎年恒例の歩く旅。今回は夏の岩手を歩きました。旅のルートは花巻・遠野・平泉と進み、それぞれの地で「宮沢賢治の文学」「遠野物語の世界」「奥州藤原氏の歴史」を徒歩のスピードで見聞してきました。「どうせ悩むのなら、一歩一歩前に進みながら青春を悩もう」がこの旅の大きなテーマ。自分の足で歩くことで、やがて目的地に到着できることを体験します。雨が降ってきたり、道に迷ったり、お土産屋さんが思いのほかなかったりして泣きそうになりながらも、一歩一歩を積み重ね、その日その日の目的地にまで辿り着きました。

●宮沢賢治の愛したイギリス海岸にてひと休み。今では河床に広がる泥岩層は渇水時にしか拝めないそう。

●遠野では途中降った雨がやんで気分も上々。こんなヒトコマが疲れを忘れさせてくれます。

●こちらも遠野のカッパ淵。川辺に座りカッパを探しているうち、せいひつな雰囲気にひき込まれ心が和みます。

●最終日は名勝地にも選ばれる「猊鼻渓」の舟下りに。絶景を楽しみつつ、食べるお団子のおいしいこと!
●『遠野物語』にも登場する続石の前で、その存在感に圧倒されつつ、みんなで記念撮影 !
●宿の食事は旅の楽しみの一つでもあります。明日のためにしっかりと食べておこう。
●平泉・中尊寺では金色堂などを見学し、奥州藤原氏三代の築いた平泉文化を堪能。
今回、この合宿に初めて参加してみて、コスモの合宿は学校のそれとは違い、旅というものの醍醐味が存分に詰まったものだなぁと、改めて感じました。「作られた、与えられる旅」ではありませんから、かえって戸惑う人もいるかもしれません。しかし、日常とは違う環境の中で、自らの足で歩き、手でさわり、土地の空気を体中で感じていくことで、次第に旅の本質を経験していくことになるでしょう。与えられるものでない旅本来の楽しさを、その人それぞれが、自ら見出していくことになるから、旅の経験がじっくりと体に残っていく。一緒に過ごした人々との時間は、思い出になる。そして、日常に帰ったとき、ふと世界が違って見えるような気がする。そんな経験をしたい人は、コスモの合宿に参加してみてください。