【東京校】コスモの自由な旅で綴る 「韓国・ソウル見聞録」

コスモの自由な旅で綴る
   「韓国・ソウル見聞録」

SAIJOゼミ 「韓国合宿 2010」
●2010年3月11日~15日
●韓国 ソウル、板門店、スゥオン
「よく学び、よく楽しむ」を旅のモットーに、参加者が自由に旅行のプランを立て、春の韓国・ソウルを訪れました。ソウル市内の 「韓国併合」 史跡の見学と板門店ツアー参加を軸に、日韓の歴史と朝鮮半島の南北分断の様子を深く知り、日韓関係の未来の姿を探っていきました。文化が盛り沢山で熱気あふれるソウルの街での経験は、コスモの若者に元気と勇気をもたらし、充実した旅となりました。毎年行っているこの合宿は、思い切って日本を飛び出し、国際的な知識と感性を豊かにすることの大切さを教えてくれる旅です。

【合宿準備】
コスモ名古屋校「コリアンゼミ」の講師(写真中央の女性)を東京に招き、ハングル講座を開きました。日本と韓国の、習慣・文化の違いを教わりました。

【3/12】 朝鮮戦争の停戦条約が調印された場所「板門店」を見学するツアーに参加しました。朝鮮半島南北分断の現場で、戦争と平和について考えます。

【3/13】 早朝の京東(キョドン)薬令市場で、韓国の人たちの元気の源を見学しました。漢方・生鮮食品がなんでも揃う市場の規模と迫力に圧倒されました。

【3/14】 1919年に起きた、三・一独立運動発祥の地、タプコル公園。当時の独立宣言書を読み上げた様子や運動の激しさを、壁画が物語っていました。

●【3/14】 活気あふれるソウルは、屋台が多く、仁寺洞(インサドン)散策では、デザートの「ホットッ」を食べました。一日に三個も食べた、という人もいました。

【3/11】 合宿参加メンバーはみんな海外旅行が初めて。旅の不安いっぱいで出発したけれど、無事、宿泊先のソウル市鐘閣に到着しました。この時点で、みんなレベルが5アップ!

【3/12】 夕食は毎日みんなでとりました。日韓関係や戦争についてなど、旅で見聞を広げ体験したことの感想や疑問を、講師に投げかけます。

【3/13】 ソウル郊外の街、水原(スゥオン)へ足を伸ばし、世界遺産にも登録されている「華城」へ。朝鮮王朝の歴史を思いながら、広大な城郭を歩きます。

【3/14】 「戦争記念館」では、朝鮮半島の戦争史を通して「戦争とは何なのか?」を考えました。また、隣国の若者が直面する「徴兵制」という現実に、コスモ生も深く考えさせられました。
SAIJOゼミ講師:西城鉄男
初めてコスモ生8名と一緒にソウルに行ったのは、確か98年のワールドカップ予選のころだった。宿を提供してくれた友人の出版社社長のマンションで、韓国UAE戦を見た。韓国人社員たちと一緒に、コスモ生が大声で韓国を応援していると、社長は目を丸くして驚き、「なんで日本人が韓国を応援するんだ?」と僕に聞いた。韓流スターの追っかけオバはんはいなかったし、東方神起もまだいない。「近くて遠い」と云われていた韓国を、好奇心旺盛なコスモ生はひょいと海を渡り心優しい素敵な旅をした。