【東京校】「日本国」の政治と法のあり方、 そして実情を点検してみよう

 「日本国」の政治と法のあり方、
    そして実情を点検してみよう

「現代社会のヴェイルを剥ぐ」ゼミ
● 2011年2学期
「キーンコン~カンコーン♪」。授業開始のベルが鳴ってしばらくすると、瀧島講師は教室にゆったりと入ってきます。生徒もその辺りを心得ており、瀧島講師が現れるまで談笑しています。また、ころあいを見計らって「ちわーっす」とやって来る生徒もいます。当ゼミはいつから参加しても、また途中で帰っても、参加する人の自由。コスモが閉館する時間までまったり、のんびりとお煎餅を片手に、お茶をすすりながら、「日本国」の政治と法のあり方を学んでいます。難しいテーマのレクチャーを、茶飲み話のようにリラックスして聞け、しかも、世の中で起きている矛盾を深く考え追究していくことのできる、不思議なゼミ空間。これが当ゼミの魅力かも知れません。

●この日は瀧島講師を囲んで「民主主義」を学びました。テキストは講師のオリジナルです。

●「政治と法の話」とは言っても、講師が噛み砕いて説明してくれるから、事前の知識がなくても理解できます。

●一人ひとりに、語りかけるようにゼミを進行していくのが瀧島流です。

【講師・瀧島正好】
政治・経済・法のあり方が人間の運命を左右する力は強力である。戦争・内乱、貧困と失業、環境破壊から自然災害、病気、自殺、犯罪にいたるまで、そこには政治・経済・法のあり方が深い影を落としている。むかしA.スミスという経済学者が市場経済の「合理的」しくみを「神の見えざる手」によるかのようだ、と言っていたが、政治や法の強制力もまたその本質と由来を認識しない限り誰ともいえない匿名の力の働きのように映るだろう。特に「民主主義」を金看板に掲げている国の政治・法・経済ほど矛盾だらけだ。それを暴く眼力を体得してほしい。