【東京校】岩手の歴史、文化、伝統を学び 震災と復興について改めて考える

岩手の歴史、文化、伝統を学び
震災と復興について改めて考える

●青春銀河路2012春
● 2012年3月27日~30日
まだ冬の寒さと雪がちょっと残る3月の岩手県を旅してきました。場所は一関・平泉~遠野~盛岡です。
一関・平泉では「歴史」、遠野では「民間伝承」、盛岡では「文学・政治」と、それぞれの土地で岩手の文化と伝統にふれてきました。
また昨年の東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼、陸前高田、大船渡の沿岸部にも行きました。
未だ消えない震災の傷跡と、その未曾有の災害から復興していく町の風景を実際に見て、昨年の震災について改めて考える機会になりました。

●初日の平泉で世界遺産である中尊寺金色堂と毛越寺を訪れました。雨の降る浄土庭園の幽玄さにみとれました。

●毎晩、宿泊先でコスモのOBとスタッフによる今回の旅にまつわるレクチャーを行ないました。初日のテーマは「奥州藤原氏とは一体なんだったのか?」です。

●二日目の夕方に遠野に到着。怪力・弁慶が持ち上げたとの伝説の残る続石(つづきいし)はやっぱり大きかった!!

●最終日の盛岡では明治の天才歌人・石川啄木の住んだ新婚の家を見学。啄木が使っていたかもしれない机に座って近代文学の気分を味わってみる。

●一関では郷土料理のもち御前をいただきました。もち御前人気投票をしたところ、人気第一位は「ごま」、二位は「じゅうね」、三位は「ずんだ」でした。

●現地の方の案内で一年が経過した被災地の様子を見に行きました。テレビの中の出来事ではない現実を目の当たりにし、一人ひとり何を感じたのでしょうか。

●レンタサイクルで風景を楽しみながら、カッパ淵やでんでら野など日本の民俗学の父・柳田國男の『遠野物語』に登場する遠野の名所をまわりました。

●おいしいものをたくさん食べた今回の旅の最後にも、盛岡名物のじゃじゃめんを堪能。思い出いっぱい、お腹もいっぱいの三泊四日でした。