【東京校】国語教育は本当に必要か!?

国語教育は本当に必要か!?

●公開講座 「国語教育は必要か?」
●2015年3月5日
現代文合同授業は、現代文講師大岡さんと永田さんによる公開討論会です。毎回才気煥発なゲストをお招きし、気になるテーマで本格討論しています。
今回は、古文講師の大野さんと横井さん、漢文講師の武内さんをお招きして、幅広く「国語教育」について話し合いました。 現代文教育のもたらした問題点を古文・漢文からの視点と相関させてディスカッションし、今後の受験の行方まで掘り下げた大胆かつ斬新な内容でした。
それぞれの講師の「国語教育」をめぐる意見を簡潔にご紹介します。


●永田:現代文において、学習指導要領と教科内容・入試問題(教えたいことと教えていること)が乖離しており、語彙の理解が不足している。
大岡:個性を引き出すために生まれた現代文教育が、いまやむしろ個性を失うパラドックスの中にある。

●横井:古文はグローバル化の中で必要のない知識かもしれないが、世界的にもすばらしい日本の文化として知ってほしいな、そんな思いはある。



●大野:グローバル化、入試改革で、大学受験生が就活と同様「人格否定」で選定されるような苦難にあうのでは?
  
  

●武内:文章を読んで想像し、味わうことを求めていない現代文の入試問題に対し、拒絶反応がある。